こんにちはー。
やっと久し振りに本が読めた。
2018年 本屋大賞 第一位
あなたを、助けたい。
学校に居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光りはじめた。
輝く鏡を潜り抜けた先にあったのは、白のような不思議な建物。
そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた。
なぜ7人が、なぜこの場所に。
全てが明らかになる時、驚きとともに大きな感動に包まれる。
ポプラ社より引用
はじめは子供を持つ親として読み進めていったのだけれど、
だんだん自分も周りも「学校が全て」の中学時代の狭い世界観を思い出し、
大人になった今では「たかが学校」と思えることに驚く。
胸がモヤモヤしたり、
チクチクしたり、
中学生の心理描写が自分の中学生だったころを思い出させた。
不登校の子供が多い今、
そんな子達に読んでほしいと思う一冊。
学校に一人でも信頼できる人がいれば、どんなにか心強いだろう。
何かに躓いている中学生たちに、
「大丈夫だよ」
って、言って支えてあげたくなる。
そんな本でした。
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