【流浪の月】凪良ゆう 2020年本屋大賞 第1位

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若い時には若いなりの悩みがあり、歳を重ねていくとまた変わった悩みが出来る。 独身から既婚者になり、他人と家族を作っていく。
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読書 あれこれ

こんにちは。

wooです。

 

【流浪の月】を読みました。

 

予約してから数か月、とても楽しみにしていた作品です。

本屋大賞で選ばれる作品は、私にとって「間違いない」作品ばかり。

 

**********

 

BLを読んでいる人たちの間では知られているらしい作者。

私はBLは読まないので、今回の作品が初めてでした。

 

これね、

 

凄い本に出会った

 

読み進めながら自分の価値観の無意味さに気付かされましたし、

知らない世界を見てしまったようです。

 

「事実は真実ではないのかもしれない」

 

「善意が必ずしも人を救うわけではない」

 

読んでいて、気持ちが当事者側に寄るか、部外者側に寄るのか別れるのではないかと思います。

 

吉田修一さんの「悪人」を思い出しましたが、サラッとワイドショーに流れる一つの事件にどれだけの知られざるストーリーが詰まっているのか。

 

 

ただ、どうにもならない世間の目から逃げる主人公たちの、

未来への明るさが救いで、二人の幸せを心から願った。

 

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